ピロリ菌の除菌に成功!しかしこれで終わりではない除菌後の注意点とは?

 

スポンサードリンク

7月に見つかったピロリ菌の除菌を始めてから
2か月半経ちましたが検査の結果
除菌に成功しました!

ひとまず安心ですが
しかしこれで終わりでなかった。
除菌後も注意しなければならない点とは?

スポンサードリンク
 

目次

ピロリ菌の除菌に成功!しかしこれで終わりではない除菌後の注意点とは?


 
今年5月に健康診断の胃部X線バリウム検査で
慢性胃炎の疑いありと診断され
(その時の記事〜胃部X線バリウム検査で初めての所見アリがでた!慢性胃炎ってなに?

詳しく判定するために
7月に胃内視鏡検査で胃カメラを飲みその結果
軽度の萎縮性胃炎と診断され
さらにその検査でピロリ菌が見つかり除菌を始めました。
(その時の記事〜胃内視鏡検査で胃カメラ初体験、ピロリ菌はやはりいた!

それから2か月半が経ち
先日、除菌されたかを診断する検査(尿素呼気試験)を
受けてその結果、

ピロリ菌の除菌に成功しました!

とりあえず、
除菌が成功というわけで一安心なんですが
これでハイ終わり!ではなかったんです。
そこで除菌後の注意点を紹介したいと思います。

尿素呼気試験とは?

尿素呼気試験とは胃の中のピロリ菌の有無を調べる検査のことで
自分はピロリ菌を除菌するための抗生剤を飲んだ後
2か月後にこの検査を受けました。

具体的にどんな検査だったか紹介しますね。
 

【尿素呼気検査】
胃の中のピロリ菌の有無を調べる検査

●検査手順
1.まず袋に息を吹き込んで呼気を集める
2.検査用の尿素の錠剤を水で飲む
3.飲んだ後、左側を下にして5分間横になる
4.引き続き15分間座って待つ
5.最後にもう一度袋に呼気を集めて終了

検査の所要時間は25〜30分程度で
検査結果は後日1週間後くらいになります。

ごく簡単な体にも負担がない検査でした。

尿素呼気試験の結果を聞きに病院へ

先日、尿素呼気試験の結果を聞きに病院へ行きました。

除菌できてなかったらまた薬飲んで再除菌は嫌だな〜
なんて思いながら病院で名前が呼ばれるの待ってました。

そして診察の順番が来て
いざ先生の結果を聞きます。

先生「マイナスですね」

自分「マイナス?」

先生「そう、マイナスということはピロリ菌の除菌はできましたね。
   良かったですね〜」

自分「本当ですか!良かった〜」
  
ピロリ菌の除菌成功!

とこの時点で一安心終わったーと喜んでると先生が

先生「ピロリ菌は除菌できましたが」

自分「が?」

先生「そう、〇〇さんはまだ軽度ですが萎縮性胃炎なんで
   ピロリ菌がいなくなることで胃粘膜の炎症はおさまり
   ピロリ菌による萎縮性胃炎の進行はなくなり胃がんになる
   確率は下がりますが、胃の粘膜が萎縮した状態は元には戻らないので
   今後、胃がんに進行する確率はゼロではないので定期的に
   胃内視鏡検査受けた方が良いですね。」

自分「え、胃炎は治らないんですか?」

先生「炎症は治まりますが萎縮した粘膜は改善されるが元には
   戻らないので、完全に治るというわけではないですね。
   しかし、ピロリ菌がいなくなったことで進行はおさまりますよ。」
   
自分「なるほど、では来年も胃内視鏡検査受けます」

という感じのやり取りでだったんですが
ピロリ菌の除菌成功で一瞬浮かれましたが
油断禁物というわけです。

ピロリ菌と萎縮性胃炎と胃がんの関係

ピロリ菌と萎縮性胃炎と胃がんの関係はなかなか深いですね。
そんなピロリ菌と萎縮性胃炎と胃がんの関係を見てみましょう。

【ピロリ菌が胃がんの原因】
胃にピロリ菌がいると胃の粘膜に炎症を引き起こし
慢性胃炎という状態になります。

そして加齢とともに徐々に胃炎が進行していき
胃の粘膜が萎縮する萎縮性胃炎という状態になります。

胃がんが発生するのは、ピロリ菌が原因の炎症を起こした
胃粘膜からが主で、萎縮性胃炎が進行していくと
胃がんになる確率も高くなります。
 
 
【ピロリ菌の除菌で胃がんの発生率は下がる】
ピロリ菌がいた場合、除菌することで
胃の炎症が徐々に回復し萎縮性胃炎も改善する傾向にあります。

胃がんの発生リスクも下がることがわかっています。
 
 
【ピロリ菌除菌しても胃がん発生リスクはゼロではない】
ピロリ菌を除菌した後、安心して検査を受けなくなる
ケースがよくあるようです。

確かに除菌後は胃がんの発生リスクは下がりますが
ゼロではないです。

特に萎縮性胃炎の場合は注意が必要で、
ピロリ菌を除菌しても萎縮の進行度によって
胃がん発生リスクは高まるので定期的な検査をした方が良いです。
検査は診断技術が高い胃内視鏡検査(胃カメラ)がベストです。

ちなみに胃がんになる経過です。
慢性胃炎→萎縮性胃炎→腸上皮化生→胃がん

胃がんは早期発見すれば
死亡率は極めて低いので定期的な検査は大切ですね。

ピロリ菌の除菌後の注意点は

ということで、
ピロリ菌と萎縮性胃炎と胃がんの関係からも
ピロリ菌の除菌後は注意が必要ですね。
 

【ピロリ菌の除菌後の注意点】

★ピロリ菌の除菌後もそれで終わりでない!

★特に萎縮性胃炎だったら胃がんになる可能性も。定期的な検査をすべし!

★その際の検査は胃内視鏡検査(胃カメラ)ならベスト!

まとめ

ピロリ菌の除菌に成功したけど
油断は禁物だってことですね。

40代半ばになると体も色々ガタが出始めます。

まだ軽度な萎縮性胃炎だったので
油断することないように
定期的な胃カメラ検査しようと思います。

あっ大腸検査も受けようかなぁ

 

応援していただけると、借金完済が早まり涙が出るほどありがたいです!

人気ブログランキング

スポンサードリンク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket

この記事へのコメントはこちら

メールアドレスは公開されませんのでご安心ください。
また、* が付いている欄は必須項目となりますので、必ずご記入をお願いします。

内容に問題なければ、下記の「コメント送信」ボタンを押してください。